“耕夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さくをとこ40.0%
こうふ20.0%
たがやすもの20.0%
コウフ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
踊(をどり)といふも桶(をけ)の中(うち)に芋(いも)を洗(あら)ふがごとし。ゆゑに人みな満身(みうち)に汗(あせ)をながす。第七をどり目にいたりて普光寺(ふくわうじ)の山長(やまをとこ)(耕夫(さくをとこ)の長をいふ)手に簓(さゝら)を持(もち)、人の手輦(てぐるま)に乗(のり)て人のなかへおし入り大音(だいおん)にいふ。
「へえい。以後は決して、こち徒(と)ら一同、畑荒らしはいたしませんし、ご菜園の御用とならば、どんなことでもいたしますから、どうかひとつ、今後はお手下の耕夫(こうふ)同様におぼしめして」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
諸王、諸臣、及び天下の百姓、悉(ことごと)に長老(おきな)は愛児を失ふが如(ごと)く、塩酢之昧(あぢはひ)口に在れども嘗(な)めず、少幼者(わかき)は慈(う)める父母(かぞ)を亡(うしな)ふが如くて、哭(な)き泣(いさ)つる声、行路(みち)に満てり、乃(すなは)ち耕夫(たがやすもの)は耜(すき)を止め、舂女(つきめ)は杵(きおと)せず。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
爾今(ジコン)、当山ノ僧人魯智深(ロチシン)ヲシテ菜園ヲ管理セシム。耕夫(コウフ)ノ令、厨入(チュウニュウ)ノ百菜(サイ)、スベテ右ノ者ニ任ズ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)