“哭”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
74.8%
こく13.4%
なげ5.9%
おら0.8%
なげき0.8%
0.8%
みねなか0.8%
コク0.8%
0.8%
0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“哭”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]17.2%
文学 > 中国文学 > 小説 物語6.6%
歴史 > 日本史 > 日本史4.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
厳重な取調を受けても一から十まで「知りませぬ」「わかりませぬ」の一点張りで、女のようにヒイヒイくばかりであった。
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
同時に、くが如く、吠えるが如き声が岸の上に聞えた。従者の柴橋大力介しばばしだいりきのすけと後藤彦九郎であった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
戚の城に入るのでさえ、喪服をまとい父の死をこくしつつ、土地の民衆の機嫌をとりながらはいらなければならぬ始末であった。
盈虚 (新字新仮名) / 中島敦(著)
嗚呼、正学先生せいがくせんせい、こゝにおいて、成王せいおういずくにりやと論じ、こゝに於て筆を地になげうってこくす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
何處いづくりてか六三ろくさ天地てんちなげきて、ひめいのちゆゑばかり
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「もし魯粛ろしゅくが、例の問題を持出して、荊州のことを云い出したら、君には、声を放って、おなげきになられたがよいでしょう」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここに多遲摩毛理たぢまもり縵四縵矛四矛かげよかげほこよほこを分けて、大后に獻り、縵四縵矛四矛かげよかげほこよほこを、天皇の御陵の戸に獻り置きて、その木の實をささげて、叫びおらびて白さく、「常世の國の時じくのかくを持ちまゐ上りてさもらふ」とまをして遂におらび死にき。
慨世のなげき、憂国の涙、二人あいして、泫然げんぜんとして泣きしが、すなわち酒をみてともちかい、死を以て自ら誓い、済南せいなんはしりてこれを守りぬ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
なぐさむるこころはなしに雲隠くもがくとりのみしかゆ 〔巻五・八九八〕 山上憶良
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あかねさす昼は物思ものもひぬばたまの夜はすがらにのみし泣かゆ 〔巻十五・三七三二〕 中臣宅守
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ここにやまとにます后たち、また御子たちもろもろ下りきまして、御陵を作りき。すなはち其地そこのなづき田匍匐はらば𢌞もとほりて、みねなかしつつ歌よみしたまひしく、
痩人ソウジンハ地ニモクシテコク
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其は何だか一目惚れの女のき声だつた気がする。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
 ○可之故伎也天のみかどをかけつれば、のみし泣かゆ。朝宵にして(同巻二十)