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鬼哭
ふりがな文庫
“鬼哭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きこく
90.9%
キコク
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きこく
(逆引き)
ここらの
木暗
(
こぐら
)
い所には、なお拾われない白骨が土や落葉の下にどれほどあることかわからない。正成の心耳には切々とその浮かばれぬものの
鬼哭
(
きこく
)
がわかる。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
経文を唱える俊恵の声は
啾々
(
しゅうしゅう
)
たる
鬼哭
(
きこく
)
を思わせる、しばらくすると七兵衛が呟くようなこえでそれに和し、村人たちもそっとそれにつけだした、他聞を
憚
(
はばか
)
りながら
荒法師
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
鬼哭(きこく)の例文をもっと
(10作品)
見る
キコク
(逆引き)
鬼哭
(
キコク
)
しう/\空暗し
英雄ナポレオン
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
鬼哭(キコク)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鬼哭”の意味
《名詞》
亡霊が泣くこと。また、その泣き声。
(出典:Wiktionary)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
哭
漢検1級
部首:⼝
10画
“鬼哭”で始まる語句
鬼哭啾々
鬼哭啾啾
検索の候補
鬼哭啾々
鬼哭啾啾
“鬼哭”のふりがなが多い著者
林不忘
吉川英治
石川啄木
槙村浩
夏目漱石
山本周五郎