“啾々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しゅうしゅう85.7%
しうしう9.5%
しう/\4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“啾々”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 社会科学 > 論文集・評論集・講演集5.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
離ればなれの乾雲丸と坤竜丸が、家ののきも三寸下がるという丑満うしみつのころになると、啾々しゅうしゅうとしてむせび泣く。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ここでは必然に、後鳥羽の鬼魂きこんともいえる啾々しゅうしゅうの松かぜに明け暮れのお誓いを吹きがれずにはいられなかった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
潮にみなぎる鬼哭きこく啾々しうしう
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)
やがて絶海の孤島に謫死てきししたる大英雄を歌ふの壮調となり五丈原頭ごぢやうげんとう凄惨せいさんの秋をかなでゝは人をして啾々しうしう鬼哭きこくに泣かしめ、時に鏗爾かうじたる暮天の鐘に和して
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
談話だんわ次手ついでに松川が塾の荒涼たるをかこちしより、予は前日藪をけんせし一切いつさいを物語らむと、「実は……」とわづか言懸いひかけける、まさに其時、啾々しう/\たる女の泣声なきごえ、針の穴をも通らむず糸より細く聞えにき。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
るからに執念の留まれるゆゑにや、常にはせるくわい無きも、後住こうぢうなる旗野の家に吉事きつじあるごとに、啾々しう/\たる婦人をんな泣声なきごゑ、不開室の内に聞えて、不祥ふしやうある時は、さも心地好こゝちよげに笑ひしとかや。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)