“啾々乎”の読み方と例文
読み方割合
しゅうしゅうこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう冗談めかしてひとりごちながら左膳がニッとほほえんだとたんに彼はあきらかに再び、片割れ乾雲丸が啾々乎しゅうしゅうことして夜泣きする声を聞いたのだった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
墓場のような重苦しいあたりのようすに、それは一脈のすごみを投げて、啾々乎しゅうしゅうこたる鬼気を帯びている。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)