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『荒法師』
ふりがな文庫
『
荒法師
(
あらほうし
)
』
昌平寺の俊恵が荒法師といわれるようになったのはそう古いことではない。……昌平寺は武蔵の国における臨済門の巨刹の一であるが、その頃はいわゆる関東五山の威望もうすくなり、さして傑作した人物もあらわれず、いたずらに応燈関(大応、大燈、関山)三師の …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談雑誌」博文館、1944(昭和19)年4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約35分(500文字/分)
朗読目安時間
約58分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
忿怒
(
ふんど
)
把
(
つか
)
疾
(
とう
)
遽
(
あわただ
)
上野
(
こうずけ
)
巨刹
(
きょさつ
)
忍
(
おし
)
手斧
(
ておの
)
捻
(
ね
)
暴
(
あら
)
朧
(
おぼ
)
検
(
あらた
)
疎
(
まば
)
螺髪
(
らほつ
)
上総
(
かずさ
)
些
(
いささ
)
些々
(
ささ
)
仄暗
(
ほのぐら
)
仰
(
おっ
)
伜
(
せがれ
)
伴
(
つ
)
佇
(
たたず
)
何処
(
どこ
)
俯伏
(
うつぶ
)
偲
(
しの
)
偶
(
たま
)
傾
(
かし
)
僧侶
(
そうりょ
)
冲
(
ちゅう
)
冴
(
さ
)
凭
(
もた
)
刹那
(
せつな
)
創痍
(
そうい
)
匿
(
かく
)
半刻
(
はんとき
)
却
(
かえ
)
双眸
(
そうぼう
)
反芻
(
はんすう
)
叱咜
(
しった
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
呶鳴
(
どな
)
呻
(
うめ
)
啜
(
すす
)
啾々
(
しゅうしゅう
)
喉
(
のど
)
喘
(
あえ
)
喧嘩
(
けんか
)
噂
(
うわさ
)
噛
(
か
)
囁
(
ささや
)
埃
(
ほこり
)
塞
(
ふさ
)
壺中
(
こちゅう
)
大股
(
おおまた
)
大鍬
(
おおぐわ
)
太息
(
といき
)
寧
(
むし
)
岩槻
(
いわつき
)
巷
(
ちまた
)
弄
(
もてあそ
)
微
(
かす
)
微塵
(
みじん
)
忍城
(
おしじょう
)
忿
(
いか
)
慄然
(
りつぜん
)
慴伏
(
しょうふく
)
憐愍
(
れんびん
)
憚
(
はばか
)
戞々
(
かつかつ
)
戸襖
(
とぶすま
)
拝跪
(
はいき
)
拵
(
こしら
)
挂錫
(
けいしゃく
)
捻
(
ひね
)
掩
(
おお
)
掴
(
つか
)
掻
(
か
)
揉
(
も
)
揺曳
(
ようえい
)
擡頭
(
たいとう
)
斃
(
たお
)
施粥
(
せがゆ
)
昏
(
く
)
昏沌
(
こんとん
)
昏迷
(
こんめい
)
暗澹
(
あんたん
)
朋輩
(
ほうばい
)
枕許
(
まくらもと
)
栲栳
(
こうろう
)
梢
(
こずえ
)
榧
(
かや
)
檀家
(
だんか
)
此処
(
ここ
)
汝
(
なんじ
)
溜息
(
ためいき
)
溢
(
あふ
)
潰
(
つぶ
)
瀕死
(
ひんし
)
火燄
(
かえん
)