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叱咜
ふりがな文庫
“叱咜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しった
73.6%
しつた
23.6%
しかりとば
1.4%
した
1.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しった
(逆引き)
互いに口角泡を飛ばして世の
頽廃
(
たいはい
)
を怒り、人心の堕落と無恥を
叱咜
(
しった
)
している、「要するに彼らは猿だ、犬だ、豚だ」などとわめく。
三悪人物語:忍術千一夜 第二話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
叱咜(しった)の例文をもっと
(50作品+)
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しつた
(逆引き)
「おのれ、長二ツ」と篠田は我と我が心を
大喝
(
だいかつ
)
叱咜
(
しつた
)
して、
嚇
(
かく
)
とばかり
眼
(
まなこ
)
を開けり、
重畳
(
ちようでふ
)
たる灰色の雲破れて、
武甲
(
ぶかふ
)
の高根、雪に輝く
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
叱咜(しつた)の例文をもっと
(17作品)
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しかりとば
(逆引き)
一体、旦那様は乞食が大嫌いな御方で、「乞食を
為
(
す
)
る位なら死んでしまえ」と
叱咜
(
しかりとば
)
す位ですから、こんなことは珍しいのです。その日は朝から哀な声が門前に聞えました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
叱咜(しかりとば)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
した
(逆引き)
いづれも
嬉
(
うれ
)
しさうにして、
舟
(
ふね
)
へ
近付
(
ちかづ
)
いて
來
(
く
)
るのを、
突
(
つ
)
き
退
(
の
)
けるやうにして、
天滿與力
(
てんまよりき
)
は
眞
(
ま
)
つ
先
(
さ
)
きに
舟
(
ふね
)
へ、
雪駄
(
せつた
)
の
足
(
あし
)
を
跨
(
また
)
ぎ
込
(
こ
)
んだ。
其
(
そ
)
の
途端
(
とたん
)
、
玄竹
(
げんちく
)
はいつにない
雷
(
らい
)
のやうに
高聲
(
たかごゑ
)
で、
叱咜
(
した
)
した。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
叱咜(した)の例文をもっと
(1作品)
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“叱咜”の意味
《名詞》
叱 咜(しった)
大声で叱ること。
大声で励ますこと。
(出典:Wiktionary)
叱
部首:⼝
5画
咜
部首:⼝
8画
“叱”で始まる語句
叱
叱咤
叱言
叱責
叱呼
叱正
叱声
叱々
叱陀
叱付
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御叱咜
“叱咜”のふりがなが多い著者
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上司小剣
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