“大喝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいかつ78.7%
たいかつ20.2%
どなり1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おのれ、長二ツ」と篠田は我と我が心を大喝だいかつ叱咜しつたして、かくとばかりまなこを開けり、重畳ちようでふたる灰色の雲破れて、武甲ぶかふの高根、雪に輝く
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
小者たちがそう云うと、六郎兵衛が大喝たいかつし、腕を押えていた二人が左右へはねとばされ、そして六郎兵衛は刀を抜いた。
眠き目こすりて起きづるより、あれこれと追い使われ、その果ては小言大喝どなり
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)