“たいかつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大喝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長身の痩せ型の男は、巡査の大喝たいかつを聞くと、そのまま足を停めた。そして難なく腕を捕えられてしまった。
人間灰 (新字新仮名) / 海野十三(著)
平次がいきなり大喝たいかつすると、権八は雷鳴かみなりに打たれたように、がばと身を起して居住いを直しました。
海老塚医師は大喝たいかつ一声、右腕をハッシと突きだして、木ベエの横顔を突き刺すように、指さした。
不連続殺人事件 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)