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叱陀
ふりがな文庫
“叱陀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しった
66.7%
しつた
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しった
(逆引き)
お越は絹を裂くような
叱陀
(
しった
)
とともに、二階の奥の一と間、
有明
(
ありあけ
)
の光のほのかに隠れる障子をパッと、蹴開けたのです。
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
食事はおちついて、皿小鉢や
箸
(
はし
)
の音をさせない、くちゃくちゃ
噛
(
か
)
むなどはもってのほかである。もしこれらの禁を犯すと、すぐさま「悠二郎——」と、父の
叱陀
(
しった
)
がとぶのであった。
桑の木物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
叱陀(しった)の例文をもっと
(2作品)
見る
しつた
(逆引き)
鱗綴
(
うろことぢ
)
の大鎧に
銅
(
あかがね
)
の
矛
(
ほこ
)
を
提
(
ひつさ
)
げて、百万の大軍を
叱陀
(
しつた
)
したにも、劣るまじいと見えたれば、さすが隣国の精兵たちも、しばしがほどは
鳴
(
なり
)
を静めて、出で合うずものもおりなかつた。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
叱陀(しつた)の例文をもっと
(1作品)
見る
叱
部首:⼝
5画
陀
漢検準1級
部首:⾩
8画
“叱”で始まる語句
叱
叱咤
叱言
叱咜
叱責
叱呼
叱正
叱声
叱々
叱付
“叱陀”のふりがなが多い著者
山本周五郎
芥川竜之介
野村胡堂