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叱咤
ふりがな文庫
“叱咤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しった
93.8%
しつた
4.1%
しか
0.7%
しから
0.7%
ひッちか
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しった
(逆引き)
十三丁目の重三が、張りきった
叱咤
(
しった
)
の声。その
膝
(
ひざ
)
の下にキリキリと縄を打たれて引据えられたのは美しい下女のお照ではありませんか。
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
叱咤(しった)の例文をもっと
(50作品+)
見る
しつた
(逆引き)
昨夜芝公園は山木紳商の奥室に於て、機敏豪放を以て其名を知られたる
良人
(
をつと
)
をば、小僧
同然
(
どうやう
)
に
叱咤
(
しつた
)
操縦せるお
加女
(
かめ
)
夫人にてぞありける、昨夜の趣にては
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
叱咤(しつた)の例文をもっと
(6作品)
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しか
(逆引き)
と例の大声で
罵
(
ののし
)
るのが手に取るように聞えた。村長は驚いて誰が
叱咤
(
しか
)
られるのかとそのまま足を
停
(
とど
)
めて聞耳を
聳
(
た
)
てていると、内から老僕倉蔵がそっと出て来た。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
叱咤(しか)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
しから
(逆引き)
「エッお梅
嬢
(
さん
)
が⁈」と村長は眼を
開瞳
(
みは
)
った。その
筈
(
はず
)
で、梅子は
殆
(
ほとん
)
ど富岡老人に
従来
(
これまで
)
一言
(
ひとこと
)
たりとも
叱咤
(
しから
)
れたことはない。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
叱咤(しから)の例文をもっと
(1作品)
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ひッちか
(逆引き)
私が何かくさくさすると、可哀相に
児
(
こども
)
にあたって、
叱咤
(
ひッちか
)
ッて、押入へ入れておく。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
叱咤(ひッちか)の例文をもっと
(1作品)
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“叱咤”の意味
《名詞》
叱 咤(しった)
大声で叱ること。
大声で励ますこと。
(出典:Wiktionary)
叱
部首:⼝
5画
咤
漢検1級
部首:⼝
9画
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