“叱陀(しつた)” の例文
鱗綴(うろことぢ)の大鎧に銅(あかがね)の矛(ほこ)を提(ひつさ)げて、百万の大軍を叱陀(しつた)したにも、劣るまじいと見えたれば、さすが隣国の精兵たちも、しばしがほどは鳴(なり)を静めて、出で合うずものもおりなかつた。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)