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叱言
ふりがな文庫
“叱言”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こごと
96.8%
こゞと
3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こごと
(逆引き)
吉田は蜜柑を手に持ちポケットにも入れ、「みんなボヤーツと見とつちや駄目やないか」と生徒等に
叱言
(
こごと
)
を言ひながら、又登つて來た。
かめれおん日記
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
「ああ、そうだ、——こっちが坐睡をしやしないか。じゃ、客から
叱言
(
こごと
)
が出て、親方……その師匠にでも叱られたためなんだな。」
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
叱言(こごと)の例文をもっと
(50作品+)
見る
こゞと
(逆引き)
数度に
亙
(
わた
)
ってお
叱言
(
こゞと
)
を戴きましたが、それでも愚僧は、さしたる證拠もござりませぬのに、何として告げ口を致しましょうや。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
また此が知れたらば女の要らぬ
無益
(
むだ
)
心配、其故何時も身体の弱いと、
有情
(
やさし
)
くて無理な
叱言
(
こゞと
)
を受くるであらう、もう止めましよ止めましよ、あゝ痛
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
叱言(こゞと)の例文をもっと
(4作品)
見る
叱
部首:⼝
5画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“叱”で始まる語句
叱
叱咤
叱咜
叱責
叱呼
叱正
叱声
叱々
叱陀
叱付
検索の候補
口叱言
大叱言
壁叱言
“叱言”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
吉川英治
中里介山
中島敦
清水紫琴
内田魯庵
泉鏡花
新渡戸稲造
作者不詳
岡本綺堂