“こごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小言51.1%
叱言43.6%
戸毎3.6%
叱責0.7%
叱0.4%
苦情0.4%
許碁登0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この炬燵(こたつ)櫓(やぐら)ぐらいの高さの風呂に入(はい)ってこの質素な寝台の上に寝て四十年間やかましい小言(こごと)を吐き続けに吐いた顔はこれだなと思う。
カーライル博物館 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「ああ、そうだ、——こっちが坐睡をしやしないか。じゃ、客から叱言(こごと)が出て、親方……その師匠にでも叱られたためなんだな。」
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「町家(まちや)の戸毎(こごと)も、ひと頃よりは、よくなった。皆のふところ工合も、少しは富んできたかな?」と、ながめた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
警官は叱責(こごと)やら、訓戒やらをがみ/\喚いて、やがて行つてしまつた。戸はばたりと閉つて、錠(ぢやう)かぴんと下された。
逆徒 (新字旧仮名) / 平出修(著)
先生にお叱(こごと)を受(うけ)ましたの——其れから学校を卒業する、貴女は菅原様(すがはらさん)へ嫁(いら)つしやる、他の人々(かたがた)も其(そ)れ其(ぞ)れ方向をお定(さだめ)になるのを見て
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
このほかにも俗字の苦情(こごと)をいえば、逸見(へんみ)もいつみと読み、鍛冶町(かぢちょう)も鍛冶町と改めてたんやちょうと読むか。あるいはまた、同じ文字を別に読むことあり。こは、その土地の風ならん。
小学教育の事 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
天皇、丸邇(わに)の許碁登(こごと)の臣が女、都怒(つの)の郎女に娶ひて、生みませる御子、甲斐(かひ)の郎女、次に都夫良(つぶら)の郎女二柱。