“戸毎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こごと90.9%
とごと9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よる戸毎こごと瓦斯がす電燈でんとう閑却かんきやくして、依然いぜんとしてくらおほきくえた。宗助そうすけこの世界せかい調和てうわするほど黒味くろみつた外套ぐわいたうつゝまれてあるいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
町家まちや戸毎こごとも、ひと頃よりは、よくなった。皆のふところ工合も、少しは富んできたかな?」と、ながめた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
掻探かいさぐりて戸毎とごとの鍵を差出すさま
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)