“電燈”のいろいろな読み方と例文
新字:電灯
読み方(ふりがな)割合
でんとう76.1%
でんき17.9%
あかり3.0%
エレクトリックライト1.5%
ライト1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“電燈”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.0%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
夜十時頃、こっそり家へ帰って、暗い玄関でくつひもを解いていたら、ぱっと電燈でんとうがついて兄さんが出て来た。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
電燈でんとうは二、三明滅めいめつしたが、せん切断せつだんされたとみえて、まったくえてしまった。
台風の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しょく電燈でんきに照らされた鉄の寝台ベッドの上には、白い蒲団を頭から冠っている人間の姿がムックリと浮き上っていた。
復讐 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
が、電燈でんきを消すと、たちまち鼠色の濃い雲が、ばっと落ちて、ひさしから欄干てすりを掛けて、引包ひッつつんだようになった。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
よべの電燈あかりをそのまゝに、 ひさげのこりし桃のの、
文語詩稿 五十篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
そうして轟く胸を押ししずめながら廊下伝いに土間に持ち出して音を立てぬように塵を払うて参りまして、この電燈あかりの下に毛氈もうせんを敷いて、その切嵌きりはめの処から御像の首を抜いて見ますと
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ロンドンのいろんな新聞に出ている貸室の広告には、いつも電燈エレクトリックライトと特別に説明がついていた。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
しかし、自分の居間にはいかず、良人の書斎にはいると、そこの壁にとりつけた電燈ライトだけを、ポッと灯して、大きいライチング・デスクの前に立つと、乱暴に電気スタンドの鎖を引いてから、まず真中の抽出ひきだしを、タップリと開けた。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)