“電氣燈”のいろいろな読み方と例文
新字：電気灯
読み方割合
でんきとう75.0%
でんき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『おゝ、それなら、あの電氣燈（でんきとう）が澤山（たくさん）に輝（かゞや）いて、大（おほ）きな煙筒（けむりだし）が五本（ほん）も六本（ぽん）も並（なら）んで居（を）る處（ところ）は——。』
海島冒険奇譚　海底軍艦：05 海島冒険奇譚　海底軍艦 (旧字旧仮名) ／ 押川春浪(著)
「さあ何（ど）うぞ」と云（い）ひながら、何所（どこ）かぴちりと捩（ひね）つて、電氣燈（でんきとう）を點（つ）けた。それから
門 (旧字旧仮名) ／ 夏目漱石(著)
折々（おり／＼）、西洋奇術の貼札（はりふだ）が紅いへらへら踊の怪しい景氣をつけるほかには、よし今のやうに、アセチリン瓦斯を點（つ）け、新たに電氣燈（でんき）をひいて見たところで、格別
思ひ出：抒情小曲集 (旧字旧仮名) ／ 北原白秋(著)