“でんきとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
電気燈37.5%
電氣燈37.5%
電気灯25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくもきっとくるから、そしてうみそこみやこには、こんな真珠しんじゅや、紫水晶むらさきすいしょうや、さんごや、めのうなどが、ごろごろころがっていて、建物たてものなんか、みんなこれでできているから、電気燈でんきとうがつくと
海の少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「さあうぞ」とひながら、何所どこかぴちりとひねつて、電氣燈でんきとうけた。それから
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
抑も辻行灯つじあんどうすたれて電気灯でんきとう光明くわうみやう赫灼かくしやくとして闇夜やみよなき明治めいぢ小説せうせつ社会しやくわいに於ける影響えいきやう如何いかん。『戯作げさく』と云へる襤褸ぼろぎ『文学ぶんがく』といふかむりけしだけにても其効果かうくわいちゞるしくだいなるはらる。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)