“赫灼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくしゃく42.9%
かくしやく33.3%
かくやく23.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衆生をじめじめした暗い穴へ引摺ひきずってゆくのでなくて、赫灼かくしゃくたる光明を高く仰がしめるというような趣がいかにも尊げにみえる。
春の修善寺 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
正に是れ光格天皇御即位の年、江戸の将軍徳川家治の在職十九年、田沼意次おきつぐ父子君寵をたのんで威権赫灼かくしやくたる時となす。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
衆生しゅじょうをじめじめした暗い穴へ引き摺ってゆくので無くて、赫灼かくやくたる光明を高く仰がしめると云うような趣がいかにも尊げにみえる。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)