“かくやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赫灼33.3%
赫耀26.7%
赫奕20.0%
赫燿20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
墳塋おくつきにして、はた伽藍、赫灼かくやくとして幽遠の
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
どぜうはいま赫耀かくやく燦爛さんらんたる光に住む。
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
やうやく雪のやみたる時、雪をほりわづかに小まどをひらきあかりをひく時は、光明くわうみやう赫奕かくやくたる仏の国に生たるこゝち也。此外雪こもりの艱難かんなんさま/″\あれど、くだ/\しければしるさず。
時は九月の初め、紅塵こうぢんひるがへる街頭には赫燿かくやくと暑気の残りて見ゆれど、芝山内しばさんないの森の下道したみち行く袖には、早くも秋風の涼しげにぞひらめくなる
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)