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かくやく
ふりがな文庫
“
赫耀
(
かくやく
)” の例文
いま
赫耀
(
かくやく
)
とした鳥の翼を見ますると、
射
(
い
)
らるゝやうに其の緋の袴が目に見えたのでこさります。——と此から話したの——其の時のは、船の
女神
(
おんながみ
)
さまのお姿だつたんです。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
鰌
(
どぜう
)
はいま
赫耀
(
かくやく
)
燦爛
(
さんらん
)
たる光に住む。
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いま
赫耀
(
かくやく
)
とした
鳥
(
とり
)
の
翼
(
つばさ
)
を
見
(
み
)
ますると、
射
(
い
)
らるゝやうに
其
(
そ
)
の
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
が
目
(
め
)
に
見
(
み
)
えたのでござります。——と
此
(
これ
)
から
話
(
はな
)
したの——
其
(
そ
)
の
時
(
とき
)
のは、
船
(
ふね
)
の
女神
(
をんながみ
)
さまのお
姿
(
すがた
)
だつたんです。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
背後
(
うしろ
)
を
囲
(
かこ
)
つた、
若草
(
わかくさ
)
の
薄紫
(
うすむらさき
)
の
山懐
(
やまふところ
)
に、
黄金
(
こがね
)
の
網
(
あみ
)
を
颯
(
さつ
)
と
投
(
な
)
げた、
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
は
赫耀
(
かくやく
)
として
輝
(
かゞや
)
くが、
人
(
ひと
)
の
目
(
め
)
を
射
(
ゐ
)
るほどではなく、
太陽
(
たいやう
)
は
時
(
とき
)
に、
幽
(
かすか
)
に
遠
(
とほ
)
き
連山
(
れんざん
)
の
雪
(
ゆき
)
を
被
(
かつ
)
いだ
白蓮
(
びやくれん
)
の
蕋
(
しべ
)
の
如
(
ごと
)
くに
見
(
み
)
えた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
赫耀
(
かくやく
)
として
日
(
ひ
)
に
輝
(
かゞや
)
く、
黄金
(
わうごん
)
の
花
(
はな
)
は
勝色
(
かちいろ
)
、
鼓草
(
たんぽゝ
)
を
私
(
わし
)
が
方
(
はう
)
へ。」
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
赫
漢検準1級
部首:⾚
14画
耀
漢検準1級
部首:⽻
20画
“赫”で始まる語句
赫
赫々
赫怒
赫灼
赫奕
赫燿
赫映姫
赫光
赫土
赫然