“翼”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つばさ59.9%
はね25.4%
よく8.6%
たす1.3%
たすく1.3%
1.3%
はがい0.9%
つば0.4%
ウイング0.4%
ハネ0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“翼”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)6.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌5.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
きみにはあの円柱の上のつばさのある獅子ししが見えますか? 金はいまもかわらず光っていますが、翼はしばられています。
そうして、女の美しい声が耳にはいるごとに、彼はエンゼルのつばさが自分のたましいを撫でて行くようにも感ずるのである。
あれが、かあかあ鳴いて一しきりして静まるとその姿の見えなくなるのは、大方そのはねで、日の光をかくしてしまうのでしょう。
化鳥 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
次に、ニンフ達は、踵に一対の可愛い小さなはねのついた短靴みたいな、スリッパみたな、草鞋サンダルみたいな物を取り出しました。
しかも、氷上には、単葉の飛行艇が二機、よくを休めているし、水色の作業服を着た人々が、水晶のように美しい氷上を歩いている。
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)
そういっているうちに、南の空からよくをつらねて堂々たる姿をあらわしたのは、九機からなるまぎれもない、わが海軍機の編隊であった。
人造人間エフ氏 (新字新仮名) / 海野十三(著)
実際と反対に蛇が竜に変ずるてふ誤信を大いにたすけ、また虫様の下等竜すなわち螭竜あまりょうてふ想像動物の基となっただろう。
加ふるに三絃の発明ありてより、すべての趣味の調ふに於て大に平民社界をたす
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
殊にたすくといふ男は、作者が好意を以て描かうとした人間とは全然別種の人間としか考へられない。
東京化学製造所長になって、二十五年の間に、初め基礎のあやうかった工場を、兎に角今の地位まで高めた理学博士増田たすくはかく信じているのである。
里芋の芽と不動の目 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
いま、少年しょうねんいた小鳥ことりは、かみうえからばたきをしてつのではないかとおもわれました。
どこで笛吹く (新字新仮名) / 小川未明(著)
早く解いて流したくれないの腹帯は、二重三重にわがなって、大輪の花のようなのを、もろを添えて、白鷺が、すれすれに水を切って、鳥旦那のきたり迫る波がしらと直線に、水脚を切ってく。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「鳥だ鳥だ大きな鳥だ! 手前を大きな鳥と見立て、黐棹槍の高坂流、はがいを突き通してくれべえかな! それ行くぞよ胸板だぞ! 今度は腹だ土手っ腹だ! アリャアリャアリャアリャ大鳥大鳥!」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
居睡りをしているのか?「牡丹花下の睡猫すいみょうは心舞蝶ぶちょうにあり」という油断のならぬ猫の空睡そらね,ここへ花の露を慕ッて翩々へんぺんと蝶が飛んで来たが、やがてはがいを花に休めて
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
その一部にいくつもの赤い屋根をつばさのように拡げたサナトリウムの建物が
風立ちぬ (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
暗い廊下を突き当って右へ折れたウイングはじへやへ案内された。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
幽顕カクリウツシ(?) 一重の蝉のハネへず。人のニホヒもたぬ吾まなこには
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)