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翩々
ふりがな文庫
“翩々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へんぺん
90.0%
ひらひら
5.0%
へん/\
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんぺん
(逆引き)
その草原が尽きるあたりに、石の垣をめぐらせた、小さい赤塗りの家が一軒、岩だらけの山を後にしながら、
翩々
(
へんぺん
)
と日章旗を翻している。
長江游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
翩々(へんぺん)の例文をもっと
(18作品)
見る
ひらひら
(逆引き)
自分の隣に坐っていたお重が「大兄さんの時より淋しいのね」と
私語
(
ささや
)
いた。その時は
簫
(
しょう
)
や太鼓を入れて、巫女の左右に入れ
交
(
か
)
う姿も
蝶
(
ちょう
)
のように
翩々
(
ひらひら
)
と
華麗
(
はなやか
)
に見えた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
翩々(ひらひら)の例文をもっと
(1作品)
見る
へん/\
(逆引き)
暖国の雪一尺以下ならば
山川村里
(
さんせんそんり
)
立地
(
たちどころ
)
に
銀世界
(
ぎんせかい
)
をなし、雪の
飄々
(
へう/\
)
翩々
(
へん/\
)
たるを
観
(
み
)
て花に
諭
(
たと
)
へ玉に
比
(
くら
)
べ、
勝望美景
(
しようばうびけい
)
を
愛
(
あい
)
し、
酒食
(
しゆしよく
)
音律
(
おんりつ
)
の
楽
(
たのしみ
)
を
添
(
そ
)
へ、
画
(
ゑ
)
に
写
(
うつ
)
し
詞
(
ことば
)
につらねて
称翫
(
しようくわん
)
するは
和漢
(
わかん
)
古今の
通例
(
つうれい
)
なれども
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
翩々(へん/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
翩
漢検1級
部首:⽻
15画
々
3画
“翩”で始まる語句
翩翻
翩飜
翩
翩乎
翩翩
“翩々”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
柴田宵曲
山東京山
押川春浪
ヴィクトル・ユゴー
吉行エイスケ
夏目漱石
吉川英治
木暮理太郎
正岡子規