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ひらひら
ふりがな文庫
“ひらひら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
飜々
53.3%
翻々
20.0%
片々
6.7%
翩々
6.7%
閃々
6.7%
飄々
6.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飜々
(逆引き)
出島
(
でじま
)
に近い
船繋場
(
ふなつきば
)
には、和船に混って黒塗三本
檣
(
マスト
)
の
阿蘭陀
(
オランダ
)
船や、
艫
(
とも
)
の上った
寧波
(
ニンパオ
)
船が幾艘となく碇泊し、赤白青の
阿蘭陀
(
オランダ
)
の国旗や
黄龍旗
(
こうりゅうき
)
が
飜々
(
ひらひら
)
と微風に
靡
(
なび
)
いている。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ひらひら(飜々)の例文をもっと
(8作品)
見る
翻々
(逆引き)
北の方の空は青く
澄
(
すん
)
でいる。遠くに連っている町の頭が
犇々
(
ひしひし
)
と
重
(
かさな
)
って固っている。ぎらぎらとするのは
瓦家根
(
かわらやね
)
が多いからであろう。
翻々
(
ひらひら
)
と赤い旗も見える。長い竿の先に白い旗の
翻
(
ひるがえ
)
るのも見える。
暗い空
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ひらひら(翻々)の例文をもっと
(3作品)
見る
片々
(逆引き)
と金袋の口を開いて、黄金の
片々
(
ひらひら
)
を彼等の頭上に霰と降らすのであつた。そして私達が加害者の襟首をつかまへて
武者窓日記
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
ひらひら(片々)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
翩々
(逆引き)
自分の隣に坐っていたお重が「大兄さんの時より淋しいのね」と
私語
(
ささや
)
いた。その時は
簫
(
しょう
)
や太鼓を入れて、巫女の左右に入れ
交
(
か
)
う姿も
蝶
(
ちょう
)
のように
翩々
(
ひらひら
)
と
華麗
(
はなやか
)
に見えた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ひらひら(翩々)の例文をもっと
(1作品)
見る
閃々
(逆引き)
同じほどの火影の又
映
(
うつろ
)
ふと見れば、早くも薄れ行きて、こたびは燃えも揚らず、消えも遣らで、
少時
(
しばし
)
明
(
あかり
)
を保ちたりしが、風の
僅
(
わづか
)
の絶間を
偸
(
ぬす
)
みて、
閃々
(
ひらひら
)
と
納屋
(
なや
)
の板戸を伝ひ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ひらひら(閃々)の例文をもっと
(1作品)
見る
飄々
(逆引き)
物を言う時には絶えず首を
揺
(
うご
)
かす、其度にリボンが
飄々
(
ひらひら
)
と一緒に
揺
(
うご
)
く。時々は手真似もする。今朝
結
(
い
)
った束髪がもう大分乱れて、
後毛
(
おくれげ
)
が頬を
撫
(
な
)
でるのを
蒼蠅
(
うるさ
)
そうに
掻上
(
かきあ
)
げる手附も
好
(
い
)
い。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ひらひら(飄々)の例文をもっと
(1作品)
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