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掻上
ふりがな文庫
“掻上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かきあ
81.3%
かいあ
12.5%
かきあが
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきあ
(逆引き)
しばらくして、浦子は
玉
(
ぎょく
)
ぼやの
洋燈
(
ランプ
)
の心を
挑
(
あ
)
げて、
明
(
あかる
)
くなった
燈
(
ともし
)
に、宝石輝く指の
尖
(
さき
)
を、ちょっと
髯
(
びん
)
に触ったが、あらためてまた
掻上
(
かきあ
)
げる。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掻上(かきあ)の例文をもっと
(13作品)
見る
かいあ
(逆引き)
時に、
妙法蓮華経薬草諭品
(
みょうほうれんげきょうやくそうゆほん
)
、
第五偈
(
だいごげ
)
の
半
(
なかば
)
を開いたのを左の
掌
(
たなそこ
)
に
捧
(
ささ
)
げていたが、
右手
(
めて
)
に
支
(
つ
)
いた
力杖
(
ステッキ
)
を小脇に
掻上
(
かいあ
)
げ
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掻上(かいあ)の例文をもっと
(2作品)
見る
かきあが
(逆引き)
砂
(
すな
)
に
喰止
(
くひと
)
まる
事
(
こと
)
の
出來
(
でき
)
ぬ
齒輪車
(
はぐるま
)
は、
一尺
(
いつしやく
)
進
(
すゝ
)
んではズル/″\、二三
尺
(
じやく
)
掻上
(
かきあが
)
つてはズル/″\。
其内
(
そのうち
)
に
車輪
(
しやりん
)
も
次第
(
しだい
)
々々に
砂
(
すな
)
に
埋
(
う
)
もれて、
最早
(
もはや
)
一寸
(
いつすん
)
も
動
(
うご
)
かなくなつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
掻上(かきあが)の例文をもっと
(1作品)
見る
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“掻”で始まる語句
掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
掻口説
掻取
掻分
掻乱
検索の候補
上掻
“掻上”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
押川春浪
二葉亭四迷
泉鏡花
泉鏡太郎
島崎藤村
岡本綺堂