“喰止”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くいと40.0%
くひと40.0%
くいとめ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ワアワアワアワアとはちの巣をつついたような騒ぎのうちに、船はたちまちゴースタンして七千トンの惰力をヤット喰止くいとめながら沖へ離れた。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
すな喰止くひとまること出來でき齒輪車はぐるまは、一尺いつしやくすゝんではズル/″\、二三じやく掻上かきあがつてはズル/″\。其内そのうち車輪しやりん次第しだい々々にすなもれて、最早もはや一寸いつすんうごかなくなつた。
うま喰止くいとめることが出来ないらしいんだ。それでも五つ六つっことしたらしいってことだ
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)