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喰込
ふりがな文庫
“喰込”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くいこ
50.0%
かつこん
12.5%
くいこん
12.5%
くひこ
12.5%
くらいこ
12.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くいこ
(逆引き)
こんなにも悲しい、こんなにも悲しいのか、……何が? 冷え冷えとした真暗な底に突落されてゆく感覚が彼の身うちに
喰込
(
くいこ
)
んで来る。
美しき死の岸に
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
喰込(くいこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
かつこん
(逆引き)
脱
(
ぬが
)
ぬうち穀屋へ行て
來
(
こ
)
やうか扨々
腹
(
はら
)
が
減
(
へつ
)
たお峰や一寸一杯
喰込
(
かつこん
)
で行うと
腰
(
こし
)
を掛け
居處
(
ゐるところ
)
へ當宿の村役人段右衞門と
岡引
(
をかひき
)
吉藏
案内
(
あんない
)
にて八州
廻
(
まはり
)
の役人どや/\と
押來
(
おしきた
)
り
上意々々
(
じやうい/\
)
と聲を
掛
(
かけ
)
飛懸
(
とびかゝ
)
つて富右衞門を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
喰込(かつこん)の例文をもっと
(1作品)
見る
くいこん
(逆引き)
維新後は両刀を
矢立
(
やたて
)
に替えて、朝夕
算盤
(
そろばん
)
を
弾
(
はじ
)
いては見たが、慣れぬ事とて初の内は
損毛
(
そんもう
)
ばかり、今日に
明日
(
あす
)
にと
喰込
(
くいこん
)
で、果は借金の
淵
(
ふち
)
に
陥
(
は
)
まり、どうしようこうしようと
足掻
(
あが
)
き
踠
(
もが
)
いている内
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
喰込(くいこん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
くひこ
(逆引き)
肱
(
ひぢ
)
をばさりと
振
(
ふつ
)
たけれども、よく
喰込
(
くひこ
)
んだと
見
(
み
)
えてなかなか
放
(
はな
)
れさうにしないから
不気味
(
ぶきみ
)
ながら
手
(
て
)
で
抓
(
つま
)
んで
引切
(
ひツき
)
ると、ぶつりといつてやう/\
取
(
と
)
れる
暫時
(
しばらく
)
も
耐
(
たま
)
つたものではない
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
喰込(くひこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
くらいこ
(逆引き)
密告されて、
網走
(
あばしり
)
の監獄に十五年の刑期を
喰込
(
くらいこ
)
んだ。おまけに財産の全部をお前に持逃げされてしまった
継子
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
喰込(くらいこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
喰
漢検準1級
部首:⼝
12画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“喰”で始まる語句
喰
喰物
喰付
喰違
喰切
喰殺
喰詰
喰止
喰出
喰居
“喰込”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
作者不詳
泉鏡太郎
織田作之助
原民喜
泉鏡花
夢野久作