“案内”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんない67.4%
あない25.3%
しるべ3.2%
あんねえ2.1%
ガイド1.1%
あなひ1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とにかくみんなは山男をすぐ食堂案内しました。そして一緒にこしかけました。山男がかけた時椅子はがりがりっと鳴りました。
紫紺染について (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
の勧むるより、妻はお俊を促して、お俊は紳士を案内して、客間の床柱の前なる火鉢在るれぬ。妻は其処まで介添に附きたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
... 金紗で縫はせ」より以下「向ひ通るは清十郎ぢやないか、笠がよく似た、菅笠が、よく似た笠が、笠がよく似た菅笠がえ。笠を案内の物狂ひ」
「歌念仏」を読みて (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
百姓「玄堂さん/\、此間頼んで置いた根本の荒物屋の老爺さまを連れて来たから、玄堂さん案内して上げておくんなせえ」
案内によってСССР風の観光——工場、革命博物館、基本的小学校、農民の家、さらに夜は大劇場の棧敷にならぶ一九二八年モスクワ風俗までを見せて貰うことが出来る。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
此秋山には風俗おのづかられりとしゆゑ一度はばやとおもひりしに、此地をよくしりたる案内者たりしゆゑ、偶然おもひたち案内にまかせ