“あんない”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
案内98.5%
東道1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
王子は、サンドリヨンを、そのなかでいちばん名誉めいよ上席じょうせき案内あんないして、それからまた、つれ出して、いっしょにダンスをはじめました。
まあ、そのご馳走ちそうるだけでもたのしみになります。明日あす晩方ばんがたくらくならないうちに、わたしが、いいところへご案内あんないしますよ。
からすとうさぎ (新字新仮名) / 小川未明(著)
いな此処ここには持ちはべらねど、大王ちとの骨を惜まずして、この雪路ゆきみちを歩みたまはば、僕よき処へ東道あんないせん。怎麼いかに」トいへば。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
鷲郎は原来猟犬かりいぬにて、かかる路には慣れたれば、「われ東道あんないせん」とて先に立ち、なほ路を急ぎけるほどに、とかくしてある尾上おのえに出でしが。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
... 今爾がいふ処いつわりならずば、すみやか東道あんないせよ、われきてその獲物を取らんに、什麼そもそは何処いずくぞ」トいへば。聴水はしたり顔にて、「大王速かに承引うけがいたまひて、やつがれまことに喜ばしく候。 ...
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)