“あんねえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
案内66.7%
彼様33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百姓「玄堂げんどうさん/\、此間こねえだ頼んで置いた根本の荒物屋の老爺じいさまを連れて来たから、玄堂さん案内あんねえして上げておくんなせえ」
わし先ず庭口にわぐちから入って、其処そこ縁側えんがわ案内あんねえして、それから台所口だいどこぐちに行ってあっちこっち探索のしたところ、何が、お前様御勘考ごかんこうさ違わねえ、湯殿ゆどのに西のすみに、べいらべいら舌さあいとるだ。
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
百「わしらも時々枯枝を取りに来て道イ知ってるから、わし案内あんねえをしますべえ、サアめえりましょう」
あれはおらア村の丈助というもんですが、此処なうちは金も有り、家の様子を知ってるから大丈夫でえじょうぶだ、己が案内あんねえをするからう、われえ一緒に往って沢山盗めば、余計に立ちめえをくれべえというから
何故なんで彼様あんねえ目のかたきにしるだんべえ?」と椋は不審に思つて、出来るだけ娘をいたはつてつてゐた。
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)
何故なんでにし彼様あんねえした奴にぜに遣るだか?」
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)