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湯殿
ふりがな文庫
“湯殿”の読み方と例文
読み方
割合
ゆどの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆどの
(逆引き)
かの女は、良人にもだれにも
冒
(
おか
)
させない
塗籠
(
ぬりごめ
)
の一室をもち、起きれば、
蒔絵
(
まきえ
)
の
櫛笥
(
くしげ
)
や鏡台をひらき、暮れれば、
湯殿
(
ゆどの
)
ではだをみがく。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夏の終りごろ、お葉の家は一時
湯殿
(
ゆどの
)
のない家に引き移らねばならなかつたのである。彼女は母親について新しい家に行つたのであつた。
三十三の死
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
揚座敷のほうは、いわゆる独房で、
縁付
(
へりつき
)
畳を敷き、
日光膳
(
にっこうぜん
)
、椀、給仕盆などが備えつけてあり、ほかに、
湯殿
(
ゆどの
)
と
雪隠
(
せっちん
)
がついている。
顎十郎捕物帳:08 氷献上
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
湯殿(ゆどの)の例文をもっと
(38作品)
見る
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“湯殿”の関連語
風呂場
風呂桶
水風呂
ふろ
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作者不詳
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