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風呂桶
ふりがな文庫
“風呂桶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふろおけ
88.2%
ふろをけ
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふろおけ
(逆引き)
おまけに、明治が大正に変わろうとする時になると、その中学のある村が、
栓
(
せん
)
を抜いた
風呂桶
(
ふろおけ
)
の水のように人口が減り始めた。
死屍を食う男
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
その日は私は新しい木の香のする
風呂桶
(
ふろおけ
)
に身を浸して、わずかに旅の疲れを忘れた。私は
山家
(
やまが
)
らしい炉ばたで
婆
(
ばあ
)
さんたちの話も聞いてみたかった。
嵐
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
風呂桶(ふろおけ)の例文をもっと
(15作品)
見る
ふろをけ
(逆引き)
風呂桶
(
ふろをけ
)
の
傍
(
そば
)
では四十五十に
成
(
な
)
る
百姓
(
ひやくしやう
)
も
居
(
ゐ
)
て
一同
(
みんな
)
が
愉快相
(
ゆくわいさう
)
にどよめいた。おつぎが
手桶
(
てをけ
)
を
持
(
も
)
つた
時
(
とき
)
勘次
(
かんじ
)
は
裏戸
(
うらど
)
の
垣根口
(
かきねぐち
)
にひよつこりと
出
(
で
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
『
風呂桶
(
ふろをけ
)
に
触
(
さは
)
らふ我の背の骨のいたくも我は
痩
(
や
)
せにけるかな』の
下
(
しも
)
の句を『
斯
(
か
)
く現れてありと思へや』と直し、憲吉・古実君の意見をも徴して、其をアララギの原稿にしたのである。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
風呂桶(ふろをけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
呂
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“風呂桶”の類義語
湯槽
浴槽
乗合
風呂場
低音
浴室
乗合自動車
浴場
湯船
低音部
“風呂桶”の関連語
湯殿
風呂場
水風呂
ふろ
“風呂桶”で始まる語句
風呂桶大
検索の候補
据風呂桶
風呂桶大
風呂
風呂敷
風呂敷包
風呂場
大風呂敷
据風呂
風呂屋
一風呂
“風呂桶”のふりがなが多い著者
葉山嘉樹
島崎藤村
蒲原有明
徳田秋声
長塚節
斎藤茂吉
夏目漱石
寺田寅彦
海野十三
太宰治