“裏戸”の読み方と例文
読み方割合
うらど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風呂桶ふろをけそばでは四十五十に百姓ひやくしやう一同みんな愉快相ゆくわいさうにどよめいた。おつぎが手桶てをけつたとき勘次かんじ裏戸うらど垣根口かきねぐちにひよつこりとた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれまた裏戸うらどくちつてたが、掛金かけがねにはせんしたとえてうごかなかつた。卯平うへいはそれから懷手ふところでをしたまゝくせしたらしながら悠長いうちやう自分じぶんせま戸口とぐちつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
てやあしめえな」とその女房にようばう裏戸うらどくちからにははうた。さうして
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)