“悠長”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうちょう87.5%
いうちやう10.7%
のんびり1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お高は、何という悠長ゆうちょうな人であろうと、まじめに応対するのが、莫迦ばか々々しくなった。しかし、返事をしないわけにはゆかないので
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
しかし、いま其樣そんこと悠長いうちやうかんがへてるべき塲合ばあひでない。此時このとき心痛しんつうじつ非常ひじやうであつた。櫻木大佐さくらぎたいさとの約束やくそくすで切迫せつぱくしてる。
卯平うへいは一にちあるいた草臥くたびれひどたやうでもあるし、また自分じぶん村落むらかへつたのでこゝろ悠長のんびりとしたやうでもあるし、それに數年來すうねんらいばんくせあさはゆつくりとしてるのがれいであつたので
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)