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悠暢
ふりがな文庫
“悠暢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうちょう
75.0%
のんびり
10.0%
ゆつたり
10.0%
いうちやう
5.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうちょう
(逆引き)
これは風情じゃ……と居士も、
巾着
(
きんちゃく
)
じめの煙草入の口を解いて、
葡萄
(
ぶどう
)
に
栗鼠
(
りす
)
を
高彫
(
たかぼり
)
した銀
煙管
(
ぎせる
)
で、
悠暢
(
ゆうちょう
)
としてうまそうに
喫
(
の
)
んでいました。
半島一奇抄
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
悠暢(ゆうちょう)の例文をもっと
(15作品)
見る
のんびり
(逆引き)
私が現在住んでいるのはその一部である。元園町は
年
(
とし
)
ごとに栄えてゆくと同時に、獅子を呼んで小児に見せてやろうなどという
悠暢
(
のんびり
)
した人はだんだんに亡びてしまった。
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
悠暢(のんびり)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゆつたり
(逆引き)
新聞を見て了つて、起きようかナと思ふと、先づ床の中から兩腕を出して、思ひ切つて
悠暢
(
ゆつたり
)
と
身延
(
のび/\
)
をする。
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
悠暢(ゆつたり)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
いうちやう
(逆引き)
晴
(
はれ
)
、
曇
(
くもり
)
、
又
(
また
)
月
(
つき
)
となり、
風
(
かぜ
)
となり——
雪
(
ゆき
)
には
途絶
(
とだ
)
える——
此
(
こ
)
の
往來
(
わうらい
)
のなかを、がた/\
俥
(
ぐるま
)
も、
車上
(
しやじやう
)
にして、
悠暢
(
いうちやう
)
と、
花
(
はな
)
を
見
(
み
)
、
鳥
(
とり
)
を
聞
(
き
)
きつゝ
通
(
とほ
)
る。……
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
悠暢(いうちやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
悠
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
暢
漢検準1級
部首:⽇
14画
“悠”で始まる語句
悠々
悠
悠然
悠長
悠揚
悠久
悠々閑々
悠悠
悠々自適
悠紀
“悠暢”のふりがなが多い著者
近松秋江
神西清
吉川英治
石川啄木
佐々木邦
中里介山
泉鏡太郎
島崎藤村
国枝史郎
長谷川時雨