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悠揚
ふりがな文庫
“悠揚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうよう
73.3%
いうやう
16.7%
おほよう
3.3%
ゆっくり
3.3%
ゆったり
3.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうよう
(逆引き)
人に聴かせるならもっと出て来てもよいに、自分はこんな谷陰の蘆の中に隠れて、しかも
悠揚
(
ゆうよう
)
とした挙動で澄まし込んで啼いている。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
悠揚(ゆうよう)の例文をもっと
(22作品)
見る
いうやう
(逆引き)
彼は
昂然
(
かうぜん
)
とゆるやかに胸を
反
(
そ
)
らし、踏張つて力む私の
襟頸
(
えりくび
)
と袖とを持ち、足で時折り
掬
(
すく
)
つて見たりしながら、実に
悠揚
(
いうやう
)
迫らざるものがある。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
悠揚(いうやう)の例文をもっと
(5作品)
見る
おほよう
(逆引き)
描
(
か
)
けないんだもの。今の東京にゐるものに
悠揚
(
おほよう
)
な
画
(
ゑ
)
が出来るものか。尤も
画
(
ゑ
)
にも
限
(
かぎ
)
るまいけれども。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
悠揚(おほよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ゆっくり
(逆引き)
真田幸村
(
さなだゆきむら
)
に対しても、決して粗略には存じません。
萌黄色
(
もえぎいろ
)
の海のような、音に聞いた淀川が、大阪を
真二
(
まっぷた
)
つに分けたように
悠揚
(
ゆっくり
)
流れる。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
悠揚(ゆっくり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆったり
(逆引き)
女は
悠揚
(
ゆったり
)
とした態度で入ってきながら
黒髪
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
悠揚(ゆったり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“悠揚”の意味
《名詞》
悠揚(ゆうよう)
ゆっくりとあがること。
ゆったりとして落ち着いていること。
(出典:Wiktionary)
悠
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
揚
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“悠揚”で始まる語句
悠揚迫
悠揚莞爾
検索の候補
悠揚迫
宛転悠揚
悠揚莞爾
“悠揚”のふりがなが多い著者
火野葦平
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