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『南地心中』
ふりがな文庫
『
南地心中
(
なんちしんじゅう
)
』
「今のは、」 初阪ものの赤毛布、という処を、十月の半ば過ぎ、小春凪で、ちと逆上せるほどな暖かさに、下着さえ襲ねて重し、野暮な縞も隠されず、頬被りがわりの鳥打帽で、朝から見物に出掛けた……この初阪とは、伝え聞く、富士、浅間、大山、筑波、はじめ …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間19分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
奴
(
やち
)
汝
(
わり
)
瞬
(
またたさ
)
長
(
とこしえ
)
託
(
ことずか
)
定
(
おきて
)
嬰児
(
ねね
)
顔
(
おもて
)
貼
(
のり
)
私
(
あて
)
我
(
おの
)
太
(
えら
)
衝
(
つっ
)
厠
(
べんじょ
)
附着
(
くッつい
)
甲
(
こうら
)
掌
(
こぶし
)
解
(
とき
)
引退
(
ひききが
)
直
(
じか
)
好
(
このみ
)
湿
(
しめり
)
摺
(
さす
)
可
(
いい
)
徒
(
てあい
)
装束
(
そうぞ
)
女房
(
かみ
)
泣
(
ほ
)
妾
(
てかけ
)
一夜
(
ひとよさ
)
喫
(
ふ
)
暖
(
あったか
)
捜
(
さがし
)
圧
(
おさえ
)
動揺
(
どよみ
)
極
(
きまり
)
面色
(
かおつき
)
私
(
わっし
)
光景
(
ようす
)
汝
(
われ
)
好
(
ずき
)
擽
(
くすぐった
)
詣
(
もうで
)
閏
(
ねや
)
可
(
よし
)
明
(
あかり
)
荷
(
にの
)
音信
(
おとづ
)
退
(
すさ
)
稜威
(
みいず
)
灯
(
ともし
)
優
(
まし
)
寂
(
さみ
)
被
(
か
)
突
(
つッ
)
沸
(
にえ
)
突張
(
つッぱり
)
頬被
(
ほおかむり
)
閉
(
しま
)
開
(
はだ
)
含羞
(
はなじろ
)
古
(
ふ
)
翌
(
あけ
)
喰
(
くい
)
危
(
あやぶ
)
萎
(
しぼ
)
打殺
(
たたきころ
)
執着
(
しゅうぢゃく
)
通
(
とおり
)
大
(
おおき
)
笑
(
わらい
)
太
(
ひど
)
女
(
め
)
頭
(
かぶり
)
優
(
やさし
)
女房
(
おかみ
)
行掛
(
ゆきかか
)
襲
(
かさね
)
許
(
とこ
)
串戯
(
わやく
)
稚
(
ちいさ
)
風采
(
ふう
)
一条
(
ひとくさり
)
寝
(
よ
)
乾
(
いぬい
)
燈
(
ともし
)
食
(
あが
)
解
(
ほぐ
)
廊
(
くるわ
)
引結
(
ひんむす
)
口惜
(
くちおし
)
引開
(
ひっぱだ
)
尾
(
ぴき
)
起
(
おき
)
両岸
(
りょうぎし
)
報
(
むくい
)
細
(
ほっそ
)
打挫
(
うちひしゃ
)
結
(
い
)
塗
(
なす
)