南地心中なんちしんじゅう
「今のは、」 初阪ものの赤毛布、という処を、十月の半ば過ぎ、小春凪で、ちと逆上せるほどな暖かさに、下着さえ襲ねて重し、野暮な縞も隠されず、頬被りがわりの鳥打帽で、朝から見物に出掛けた……この初阪とは、 …
作品に特徴的な語句
歯痒はがゆ 野分のわき 美濃みの 浅葱あさぎ かば 反身そりみ えくぼ 結城ゆうき 撞木しゅもく あさひ 薄縁うすべり たちばな 緋縮緬ひぢりめん 芙蓉ふよう 血汐ちしお すし 冥土めいど 瑪瑙めのう 筑波つくば 蹴出けだ 緑青ろくしょう 可懐なつかし 衣摺きぬずれ 透間すきま 引緊ひきしま 笑靨えくぼ かけはし 他愛たわい 咳払せきばらい 丑満うしみつ 花簪はなかんざし ともえ 無慚むざん 爪尖つまさき 疼痛いたみ 新造しんぞ 甲羅こうら 両人ふたり 内々うちうち 夥間なかま 布袋ほてい みまわ 稚児ちご 片頬かたほ 円髷まげ 台辞せりふ 土器かわらけ 神酒みき 藍微塵あいみじん 鯉口こいぐち 赤蜻蛉あかとんぼ 遥々はるばる 串戯わやく 愚図ぐず 莞爾々々にこにこ 谿たに いなずま 栄耀えよう 爪立つまだ 不知火しらぬい 生際はえぎわ 詰襟つめえり なら えび 手枕たまくら 指貫さしぬき 艶麗あでやか 蒼味あおみ へた 二個ふたつ 握拳にぎりこぶし 沐浴ゆあみ ぼら 東雲しののめ 内端うちわ 出遇であ 真先まっさき 神輿みこし 鳩尾みずおち 嬉々いそいそ 暗夜やみ 生地きじ 真昼間まっぴるま かわら 緋鹿子ひがのこ 薄紅うすべに 下座げざ 世帯しょたい 詫言わびごと 大銀杏おおいちょう かぶら 処々ところどころ 白妙しろたえ りん うたげ 吩咐いいつ 友染ゆうぜん 日南ひなた