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閏
ふりがな文庫
“閏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うるう
75.4%
うるふ
17.5%
じゅん
1.8%
じゆん
1.8%
うる
1.8%
ねや
1.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うるう
(逆引き)
閏
(
うるう
)
のあった年で、旧暦の月が
後
(
おく
)
れたせいか、陽気が不順か、梅雨の上りが長引いて、七月の末だというのに、畳も壁もじめじめする。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
閏(うるう)の例文をもっと
(43作品)
見る
うるふ
(逆引き)
清休は元祿十二年
閏
(
うるふ
)
九月十日に歿した。次に其家を繼いだのが五代西村廓清信士で、問題の女島の夫、所謂落胤東清の表向の父である。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
閏(うるふ)の例文をもっと
(10作品)
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じゅん
(逆引き)
天保十二年には、岡西氏
徳
(
とく
)
が
二女
(
じじょ
)
好
(
よし
)
を生んだが、好は早世した。
閏
(
じゅん
)
正月二十六日に生れ、二月三日に死んだのである。翌十三年には、三男
八三郎
(
はちさぶろう
)
が生れたが、これも
夭折
(
ようせつ
)
した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
閏(じゅん)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
じゆん
(逆引き)
「十五日。(
閏
(
じゆん
)
十月。)晴。日暮雨。殿様昨夜
鞆津
(
ともつ
)
へ御著船被遊、今九時御帰藩被遊候に付、平服に而御祝儀出勤。」阿部
正桓
(
まさたけ
)
の帰藩である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
閏(じゆん)の例文をもっと
(1作品)
見る
うる
(逆引き)
朝柏
(
あさがしは
)
閏
(
うる
)
八河辺
(
はかはべ
)
の
小竹
(
しぬ
)
の
芽
(
め
)
のしぬびて
宿
(
ぬ
)
れば
夢
(
いめ
)
に見えけり 〔巻十一・二七五四〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
閏(うる)の例文をもっと
(1作品)
見る
ねや
(逆引き)
これより先、余り御無体、お待ちや、などと、
慌
(
あわただ
)
しい
婦
(
おんな
)
まじりの声の中に、丸官の形、猛然と
躍上
(
おどりあが
)
って、廊下を鳴らして魔のごとく、二人の
閏
(
ねや
)
へ押寄せた。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
閏(ねや)の例文をもっと
(1作品)
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“閏”の意味
《名詞》
(うるう)星の動きと暦の進行のずれを補う為に、余分に追加する日や月。
(出典:Wiktionary)
“閏”の解説
閏(うるう、じゅん)は、暦において1年の月数や日数が普段の年(平年)よりも多いこと、または1日の秒数が普段の日よりも多いことをいう。またはその余分な月・日・秒のこと。なお、「閏」の字が常用漢字表に含まれていないため、うるう年やうるう月、うるう日、うるう秒と書かれる場合もある。
(出典:Wikipedia)
閏
漢検準1級
部首:⾨
12画
“閏”を含む語句
閏月
閏年
正閏
閏土
体閏院
閏房
閏智
“閏”のふりがなが多い著者
金鍾漢
作者不詳
中島敦
島崎藤村
中里介山
魯迅
森鴎外
吉川英治
石原純
南方熊楠