“閏年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うるうどし75.0%
じゆんねん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが小説中の五月は旧暦で、また元弘三年は閏年うるうどしだったから、鎌倉滅亡の兵燹へいせんは七月の季感にあったと思えばいい。まったく炎暑の陣だった。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
閏年うるうどしには二十六本、すなわち十三本の倍数を打つというから、多分はこれにって月々の吉凶きっきょうまたは晴雨をぼくしたのだろうと思うが、現在はもう自信がなくなったものか
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
すなはちこれ閏年じゆんねんなり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)