随筆 私本太平記ずいひつ しほんたいへいき
おそらく、十代二十代の人には一笑にも値しまい。けれど私たちの年齢の者は、平凡なはなしだが、「ああ、元日か」の感慨を年々またあらたにする。昨日の歴史、あの戦中戦後を通って来て、生ける身を、ふしぎに思うからである。そこで去年(昭和三十二年)の正 …
作品に特徴的な語句
ムナシュ ホロ 上野コウズケ きょ えん うわ 退 ぞう じょ そく ぽん 由緒いわれ テーマ 上包うわづつ もと しょ まっと がう そう やつ 知人ちじん らく 伯耆ホウキ 種々さまざま まな のう うけたま つく りき ナカ 荒天こうてん もう 名所などころ えい たい けん かん 尾山おさん 生態なりわい つが ぎゃく 清次きよつぐ 正弼しょうひつ たちばなの ごう くす こずゑ くだり るい くら 美作びさく 故事ふるごと かげ あた とびら 自刃ジジン おし ひょう 座頭ざとう たいら ごと たず もう だれ 宿しゅく 大人たいじん へん かみ こう こし 還暦かんれき 地謡じうた こん 上手うわて 叛立はんりゅう くち よわい 仮托かたく ただ 六浦むつうら まぎ 雇傭こよう きそ 笠置かさぎ 雀通すずめつう