“瘧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おこり76.4%
ぎゃく13.9%
ぎやく4.2%
おこ2.8%
えやみ1.4%
オコリ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを聞くと、ハッチソンは弾かれたように腰を浮かし、まるでおこりにでもかかったように慄えていたが、やがてとぎれとぎれな声で
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
第二種(疾病編)疫、痘、ぎゃく、卒中、失神、癲癇てんかん、諸狂(そう性狂、うつ性狂、妄想狂、時発狂、ヒステリー狂等)、髪切り病、恙虫つつがむし
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
左様さやうでござります。殿「ハーこれぎやくだナ。井上「いゝえぎやくとは心得こゝろえませぬ。 ...
華族のお医者 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
はなひり、おこさや
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
わななきてえやみするかに
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
兎も角、壱岐の島でオコリ——まらりやです——に罹ることを、くさふるふと申してをりました。けれども、その時直に思ひ浮んだのは、くさふるふとくさつゝみとの関係です。
国語と民俗学 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)