“恙虫”の読み方と例文
読み方割合
つつがむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二種(疾病編)疫、痘、ぎゃく、卒中、失神、癲癇てんかん、諸狂(そう性狂、うつ性狂、妄想狂、時発狂、ヒステリー狂等)、髪切り病、恙虫つつがむし
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
恙虫つつがむしがいるので有名な浦佐町の地先で釣ったのだけれど、最初のうちは鮎の姿の小さいのに驚いたのである。
秋の鮎 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
しかし、戸外の竹藪たけやぶに隠れた者のなかには、蕃害は避け得たが、恙虫つつがむしに刺されて命を落した者もいる。犠牲者の総数は内地人百三十四名、本島人二名の多きに達した。
霧の蕃社 (新字新仮名) / 中村地平(著)