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衣魚
ふりがな文庫
“衣魚”の読み方と例文
読み方
割合
しみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しみ
(逆引き)
不図
(
ふと
)
、御自分の御言葉に
注意
(
こころづ
)
いて、今更のように
萎返
(
しおれかえ
)
って、それを
熟視
(
みつめ
)
たまま身動きもなさいません。
死
(
しん
)
だ銀色の
衣魚
(
しみ
)
が一つその袖から落ちました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
が、更に驚いたのはこの頃ふと
架上
(
かじやう
)
の書を縁側の日の光に
曝
(
さら
)
した時である。僕は従来
衣魚
(
しみ
)
と言ふ虫は決して和本や
唐本
(
たうほん
)
以外に食はぬものと信じてゐた。
変遷その他
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
けれども千九百二十五年の
衣魚
(
しみ
)
は舶来本の背などにも穴をあけてゐる。僕はこの衣魚の跡を眺めた時に進化論を思ひ、ラマルクを思ひ、日本文化の上に起つた
維新
(
ゐしん
)
以後六十年の変遷を思つた。
変遷その他
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
衣魚(しみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
昆虫・虫の漢字
鼓豆虫
黄金虫
鳳蝶
髪切虫
馬陸
飛蝗
鉦叩
金亀子
轡虫
蠶
蠍
蠅
蟻
蟷螂
蟋蟀
蟆子
螽蟖
螽斯
螽
螻蛄
...
“衣”で始まる語句
衣
衣服
衣裳
衣紋
衣嚢
衣桁
衣物
衣類
衣兜
衣摺
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島崎藤村
芥川竜之介