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衣嚢
ふりがな文庫
“衣嚢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かくし
67.5%
ポケット
20.5%
いのう
6.0%
ポケツト
2.4%
ポーシュ
1.2%
ぽけつと
1.2%
ポツケツト
1.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくし
(逆引き)
「時に、私はあなたに宛てた添書を貰って来たのですが。」そう言ってチチコフは、
衣嚢
(
かくし
)
からプリューシキンの手紙を取り出した。
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
衣嚢(かくし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ポケット
(逆引き)
衣嚢
(
ポケット
)
にあるのをでたらめに掴み出して、使小僧の鼻の先に突き出した。手に何を掴んだのかまるで覚えがなかった。見ると、千
法
(
フラン
)
の紙幣だった。
墓地展望亭
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
衣嚢(ポケット)の例文をもっと
(17作品)
見る
いのう
(逆引き)
××もまた同じことだった。
長雨
(
ながあめ
)
の中に旗を
垂
(
た
)
らした二万
噸
(
トン
)
の××の
甲板
(
かんぱん
)
の下にも鼠はいつか手箱だの
衣嚢
(
いのう
)
だのにもつきはじめた。
三つの窓
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
衣嚢(いのう)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
ポケツト
(逆引き)
愛
(
あい
)
ちやんは
兎
(
うさぎ
)
が
襯衣
(
チヨツキ
)
の
衣嚢
(
ポケツト
)
から
時計
(
とけい
)
を
取出
(
とりだ
)
して、
面白
(
おもしろ
)
さうにそれを
燒
(
や
)
いて
了
(
しま
)
うなんてことを、
是
(
こ
)
れまで
决
(
けつ
)
して
見
(
み
)
たことがないわと
心
(
こゝろ
)
に
一寸
(
ちよつと
)
思
(
おも
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
衣嚢(ポケツト)の例文をもっと
(2作品)
見る
ポーシュ
(逆引き)
身装
(
みなり
)
も、それに準じて、スマートとはゆかないまでも、一応、さっぱりした見かけをしている。スフ入りはスフ入りだが、膝も丸くなっていないし、
衣嚢
(
ポーシュ
)
もたるんでいない。
犂氏の友情
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
衣嚢(ポーシュ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぽけつと
(逆引き)
菊池君は両手を上衣の
衣嚢
(
ぽけつと
)
に突込んで、「馬鹿な男だ
喃
(
なあ
)
。」と吃る様に云ひ乍ら、悠々と「毎日」を去る。そして其足で直ぐ私の所へ来て、「日報」に入れて呉れないかと頼む。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
衣嚢(ぽけつと)の例文をもっと
(1作品)
見る
ポツケツト
(逆引き)
「
御金
(
おかね
)
は」と云つた。見ると、
間
(
あひだ
)
にはない。三四郎は又
衣嚢
(
ポツケツト
)
を
探
(
さぐ
)
つた。
中
(
なか
)
から
手摺
(
てずれ
)
のした札を
攫
(
つか
)
み
出
(
だ
)
した。女は手を
出
(
だ
)
さない。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
衣嚢(ポツケツト)の例文をもっと
(1作品)
見る
“衣嚢”の意味
《名詞》
衣類などを入れて背負ったりする袋。
かくし。物入れ。
(出典:Wiktionary)
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
“衣”で始まる語句
衣
衣服
衣裳
衣紋
衣桁
衣物
衣類
衣兜
衣摺
衣装
検索の候補
内衣嚢
“衣嚢”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
モーリス・ルヴェル
石川啄木
梅崎春生
下村湖人
与謝野寛
有島武郎
橘外男
久生十蘭
エドガー・アラン・ポー