“衣兜”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かくし94.4%
ポケット2.8%
ポケツト2.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“衣兜”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 戯曲2.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そして——たしかに預る、決して迂散うさんなものでない——と云って、ちゃんと、衣兜かくしから名刺を出してくれました。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鮟鱇は腹をぶくぶくさして、肩をゆすったが、衣兜かくしから名刺を出して、ざるのなかへまっすぐにうやうやしく置いて、
化鳥 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
学円 (がぶがぶと茶をみ、衣兜ポケットから扇子を取って、あおいだのを、とかざして見つつ)おお、咲きました。貴女あなたの顔を見るように。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と口惜しがります。「坊主の奴、天の報酬を待つが好からうなどゝ、唸りながら、無造作に自分の衣兜ポケツトへ蔵ひ込んでしまやがつた。」
フアウスト (新字旧仮名) / 牧野信一(著)