“攫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さら58.0%
つか33.5%
つかま2.9%
かく1.2%
0.6%
ざら0.6%
0.6%
0.3%
くわく0.3%
さらわ0.3%
さろ0.3%
たく0.3%
つかみ0.3%
つかん0.3%
つら0.3%
とら0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茫然してると、木精ふぜ、昼間だつて用捨はねえよ。)とるがてたが、つてれた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
スイスの一部では最後のみを苅り取った人を麦の山羊と名付け、山羊然とその頸に鈴を付け、行列して伴れ行き酒で盛りす。
与兵衛はさう考へながら、山の頂から真直に川の方へ、の枝にりながら、りながら、大急ぎに急いで降りて行きました。
山さち川さち (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
牧畜経営に一千金の夢もさめ、大小の開港場成金は横浜に簇生していたが、父には失意の時代であったようだ。
斯ういう痣があればこそ僕は民間かららわれて喇嘛の高位に登ったのだ。そしてこの痣のあることは長老以外には誰も知らない。
喇嘛の行衛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
と、憎々しく高らかに笑ったが、「これさ島君驚いたか、もうこうなれば何もかも洗いい云って聞かせる——設計図を盗んだは俺ではない。 ...
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ったか未だならずであるが、本望だというのに、絹糸のような春雨でも、襦袢もなしに素袷膚薄な、と畜生め、何でもといって貸してくれた、と番傘に柳ばしと筆ぶとに打つけたのを
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(酒が飲めなきゃ飯を食ってもう帰れ、御苦労だった、今度ッからもっと上手にれよ。)と言われて、畳について泣いていると、(親がないんだわねえ、)と、勿体ねえ
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
蓋し猛虎もゆるが故に他をす、然れども何の日か猛虎の全く餓ゆるなきを得む。
想断々(2) (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
塗り立てて瓢箪形の池浅く、焙烙る玉子の黄味に、朝夕を楽しく暮す金魚の世は、尾を振り立ててるとも、起つ波に身をるるはない。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「武者たちが、海のほうへ、引っうて行った。——鎌倉殿のおいいつけじゃと」
日本名婦伝:静御前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私からり取った鞄を、片手にヨチヨチと、いで通りかかった下男が、またその鞄を受取って、甥を取り巻いてを垂らしながら
仁王門 (新字新仮名) / 橘外男(著)
鳥屋の店先での若者が、パタ/\いてゐる鷄をで首をおツぺしよるやうに引ンツてゐることや、肉屋の店に皮を剥がれたまゝの豚がに吊されて逆さになツてゐることや
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
つまり私は一般を心得た上で、例外の場合をしっかりまえたつもりで得意だったのです。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
白坊主」とそつけなくいつた。といふのがでさういつたのである。博勞はうまくへた得意つて村落中かせた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)