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手攫
ふりがな文庫
“手攫”の読み方と例文
読み方
割合
てづか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てづか
(逆引き)
大好きな薩摩芋が眼の前へ飛んで来たのだから、早速箸を
抛
(
ほう
)
り出して、
手攫
(
てづか
)
みにしてむしゃむしゃ食ってしまった。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
わしやお
内儀
(
かみ
)
さん
嚊
(
かゝあ
)
おつ
殺
(
ころ
)
してからつちものは
乞食
(
こじき
)
げだつて
手攫
(
てづか
)
みで
物
(
もの
)
出
(
だ
)
したこたあねえんでがすかんね、そらおつうげもはあ
斷
(
ことわ
)
つて
置
(
お
)
くんでがすから
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
隆山は新聞紙を丸めて、七輪の中へそれを入れ、
手攫
(
てづか
)
みで炭をその上に乗せマッチを擦った。
泣虫小僧
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
手攫(てづか)の例文をもっと
(4作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
攫
漢検1級
部首:⼿
23画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手攫”のふりがなが多い著者
長塚節
夏目漱石
林芙美子