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稈
ふりがな文庫
“稈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
から
33.3%
わら
33.3%
かん
8.3%
がら
8.3%
みき
8.3%
ガラ
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
から
(逆引き)
樺林
(
かばばやし
)
を
拓
(
ひら
)
いて、また一軒、熊笹と
玉蜀黍
(
とうもろこし
)
の
稈
(
から
)
で
葺
(
ふ
)
いた
小舎
(
こや
)
がある。あたりには
樺
(
かば
)
を
伐
(
き
)
ったり焼いたりして、
黍
(
きび
)
など作ってある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
稈(から)の例文をもっと
(4作品)
見る
わら
(逆引き)
スイスの一部では最後の
稈
(
わら
)
一
攫
(
つか
)
みを苅り取った人を麦の山羊と名付け、山羊然とその頸に鈴を付け、行列して伴れ行き酒で盛り
潰
(
つぶ
)
す。
十二支考:06 羊に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
稈(わら)の例文をもっと
(4作品)
見る
かん
(逆引き)
一年生の草で独生あるいは叢生の
稈
(
かん
)
は直立し、単一で分枝せず高さが三、四尺にも達する。線形の緑葉を互生し、葉片下に稈を取り巻く長い葉鞘がある。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
稈(かん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
がら
(逆引き)
太子様の目を胡麻
稈
(
がら
)
で突いたということで、今見ても木像の片目から、血が流れたようなあとがあるそうです。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
稈(がら)の例文をもっと
(1作品)
見る
みき
(逆引き)
竹は松と同じくその色を換えぬ葉と
稈
(
みき
)
とが芽出度いものとなっています。松は千歳を契るもの、竹は万代を契るものといわれています。これはすなわちその葉と稈とを賞讃したものです。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
稈(みき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ガラ
(逆引き)
すくなひこなの神は此浪に揺られて、
蘿摩
(
カヾミ
)
の実の皮の船に乗つて、常世の国から流れ寄つた
小人
(
ヒキウド
)
の神であつた。さうして去る時も粟島の粟
稈
(
ガラ
)
に上つて稈に弾かれて常世に渡つたと言ふ。
古代生活の研究:常世の国
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
稈(ガラ)の例文をもっと
(1作品)
見る
稈
漢検1級
部首:⽲
12画
“稈”の関連語
幹
莖
花軸
“稈”を含む語句
麦稈
麦稈帽
麦稈帽子
麻稈
麦稈真田
麥稈
粟稈
高粱稈
稈心
黍稈
大麥稈帽
麥稈帽子
麥稈帽
豆稈
苧稈
粱稈
小麦稈
“稈”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
牧野富太郎
与謝野寛
徳冨蘆花
南方熊楠
柳田国男
与謝野晶子
宮沢賢治
折口信夫