“高粱稈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カオリヤンがら50.0%
コウリャンかん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駱駝づれ月夜寒きに膝折りて高粱稈カオリヤンがらの下ひびくらし
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
石壁せきへき銃眼じゆうがんとほす空のいろ高粱稈カオリヤンがらは積みて冬なり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
マッチ工場の寄宿舎から、工人を他の一棟へ追いやって、そこの高粱稈コウリャンかんのアンペラに毛布を拡げ、背嚢か、携帯天幕の巻いたやつを枕にして、横たわった。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)