“銃眼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅうがん75.0%
じゆうがん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たて二十間、横十八間、高さ十五間、壁の厚さ一丈五尺、四方に角楼すみやぐらそびえて所々にはノーマン時代の銃眼じゅうがんさえ見える。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
雲に聳ゆる要害堅固な城塞の銃眼じゅうがんから数限りなき銃口がこちらを狙っていることも、自分の率いる無力な一小隊などは木葉微塵こっぱみじんに吹き飛ばされてしまうだろうことも
石壁せきへき銃眼じゆうがんとほす空のいろ高粱稈カオリヤンがらは積みて冬なり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)